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山田 幸夫(通称:ゆき)  
NO.20 「ニュージーランド日記その2」 2005/04/29
 

プカキ湖からのアオラキ(Mt,Cook)

ペンギン横断中の交通標識


北島90マイルビーチの海での夕日


アオラキ(Mt.Cook)の夕日


美味ムール貝とNZ白ワイン
 

ニュージーランド日記その2

 クライストチャーチから、73号線を西に行くと、アーサーズ・パスの峠を通りに西海岸に抜ける。
天気は良くなりつつあり快適なドライブだ。青空も出てきて山々もきれいだ。なんとなくカナダの夏を思わせるような牧歌的景色が広がる。ちょっと違うのは「羊の牧場」がいたる所に見られるくらいか・・・。

南島の西海岸の町Greymouth(グレイマウス)に着いた。クライストチャーチを11時に出たのに、着いたのは夕方5時、慣れない運転と慣れない場所でウロウロしてしまったせいだ。すぐにキャンプ場を見つけ、ワインとフィッシュ&チップスを買ってきてビーチ沿いで一人乾杯。

 次の日からは、南島の北側をぐるっと一周。車を運転しながら、カナダとは違ういろんなことを発見した。
1;基本的に制限速度は2つだけ、市内50km市外100km。これって単純明快だけど、道幅狭く崖っぷちの、プロのレーサーが運転しても40kmがいいとこかなあ、っていう道路だって100kmの速度制限には驚いた。「誰が100キロも出して運転できるねん?死ねっつうのか?」と思わず思った。
2;ニュージーランド人のドライバーは、運転が荒い。かつスピードも出し過ぎ。
3;One Lane Brige 多し。ほとんどの橋は一方通行。よって、常にどっちかが待たねばならぬ。まあ、交通量も少ないところが多いんで、しょうがないか・・・。
4;キャンプ場は、カナダと似てるが、キッチンの設備は充実してるところが多い。だいたい1泊10〜16ドルくらいかな。
5;1号線と言えど(全部じゃないが)道幅は狭い。よって写真ポイントがあっても車を路肩に寄せることが難しく、シャッターチャンスを逃すことが多かった。

 西から北海岸沿いのドライブは、景色も南国チックでシダ類も多く暑かった。海もなかなかきれいで海水浴客も多く見られキャンプ場も混んでいた。

 南島の北海岸を周って再びクライストチャーチに戻り、今度はそこから東海岸を南に下った。Oamaru(オマル)という町では、ペンギン・ウォチングで有名なところ。そこでイエローアイ・ペンギンを見たが、保護のため人間が近づけないようになっているため、あまりよくわからない。まあ、保護はいいことなんだろうけど遠過ぎだ。南アフリカでは目の前で見てるだけに(ペンギンとツーショット写真もある)ややガッカリ。
 Dunedin(ダニーデン)の半島には、アルバトロスが舞い上がっているのも見た。この鳥はカモメを3倍くらい大きくした鳥で、海からの強風の中まるでグライダーのように気持よさそうに飛んでいたのだ。

 南島の南は全般に強風が吹き荒れていて、まるで冬の日本海というかんじだ。いや風に関しては台風並みかも。時おり雨も降りテント生活の俺にはなかなか大変だった。

 その後、毎日移動してキャンプ。毎日移動も疲れるが一気に周り全部見るためには仕方がない。有名なQueenstown(クイーンズタウン)はあまりに観光地化されてて好きではなかったが、Mt.Cook(AORAKI)でのキャンプはよかった。ここでは、氷河下のキャンプ場に2泊してトレッキングもした。天気は快晴、ここにいた3日間は雲ひとつなしという天気だった。短パンにTシャツという姿だったので、手足顔はもう真っ黒になってしまった。
 夜中にテントから抜け出し空を仰ぐと、山の頂きにある月が氷河の山を青白く浮き立たせ、満天の星の中、南十字星も輝き「ああ、オレは今南半球にいるんだ」と実感した。
 カナダのロッキーにも似ているが、ここはここでまたよし。

 Westland(ウエストランド)では、サンドフライという2mmほどの小さなハエが大量発生して、話には聞いていたがホントに最悪だった。蚊のほうがまだマシだ。こいつらは、風にも強く少々の風にも飛ばされない、朝昼晩一日中いる、刺す、常に20〜30匹は寄ってくる、手で叩くまで逃げない、というテント・キャンプ派には強力な敵だった。
 そんないろんな出来事を経験して23日間のキャンプは終わった。オンボロ・レンター・カーの走行距離約5000km弱。ぶっ壊れないで無事に走ってくれた。それだけでも感謝か・・。

 その後、オークランドに戻って2ヶ月間のニュージーランドの旅は終わった。ここでもいろんな出会いがいっぱいあり、やはり旅はいいものだ。ただ、ニュージーの物価がもう少し安かったら旅しやすいのに、と思った。なにせカナダの物価の1.2〜2倍くらいの高さだったから・・・。



 

 
ゆき

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