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記録的な猛暑だった8月も終わり、朝晩の風が涼しい9月になりました。
再演の「お気に召すまま」も無事終了したので、遅くなりましたが、その様子をお伝えします。
大富士日記NO.19 「お気に召すまま」
3年前の初演では、さいたま芸術劇場の観客動員数の記録を作りましたが、今回も発売と同時に完売。私達が買える関係者席も完売同様。
成宮君と小栗君の人気の凄さが分かります。
稽古初日は6月7日、いつものさいたまの稽古場。顔合わせの後に本読みをして終了。
8日、立ち稽古開始。レベルアップの為に、より細かい駄目だしと手直しが始まった。私の出番になり、蜷川さんの千本ノック?を受ける。中々上手くならない自分が情けなくなる。でも、頑張るしかない。
連日稽古が進み、皆がレベルアップしているのが分かる。3年前に苦労した成宮君、かなり進歩した。女らしさ?が数倍増した。
小栗君とのシーンで、すねたりする所や木に登る所など。本当に可愛らしくて、何度見ても微笑ましい私の好きなシーンです。
芝居も身体も逞しくなった小栗君、私とのレスリングシーンも迫力が増しました。小栗君の台詞「そうだよう、可愛いロザリンド」のトーン、そしてラストのタキシード姿、男の私が見てもカッコイー!! ファンにはたまらないですよね(笑)
前公爵役の吉田鋼太郎さん、シェークスピアの芝居には欠かせない存在で、タイタスやオセローで主役を演じます。
年齢は私と同じですが、役者としては大先輩で、見習わなければいけないとこが沢山有ります。
今回初参加のベテラン田山涼成さん、夢の遊眠社の出身だけに身の軽やかさは、道化役にピッタリ。
6月下旬、レスリングのシーンで腰を痛める。最初は我慢をしてたが、触っただけでもかなり痛い。ピンチ!!
前回無理をして大怪我になったので、数日レスリングシーンの稽古を休ませてもらう。時間の合間をみては整体に通う。
初演は19公演だったが、今回は51公演。腰がもってくれるか、ちょっと不安が残る。
7月3日、シアターコクーンでの舞台稽古。「夏の夜の夢」以来の劇場です。スキンヘッドと日焼けした身体は初演と同じ。
今回は、日焼けサロンに週1回位通うことにする。しかし、身体が大きいのでマシンからはみ出てしまい、背中に変な線が付いたり、
脇の下が日焼けをしないで白いままで、皆の笑いの種に。(苦笑)
さて、コクーンの舞台だが、初演のさいたまの劇場より少し狭い。レスリングのシーンで、力士時代の転び方(柔道の受身みたいなもの)
を活用するのだが、小栗君に怪我をさせないよう、自分も怪我をしないように慎重になる。
4日、ゲネプロ。蜷川さんの指示で、舞台を駆け上がる時に毎回転ぶことになった。しかも、重いガウンも着ることに。(大汗)
5日、いよいよ初日だ。無事に幕が開き、立見席まで満席で大盛況。
公演数を重ねるごとに腰の具合も良くなり、コクーンの舞台にも慣れてきた。と、思ってたら、去る時に客席通路で転んで頭と膝を
強打した。(苦笑)私は右膝を怪我して相撲界を廃業しました。その膝は今でも悪いのですが、泣き言は言ってられません。
初演の時もそうでしたが、やさしい小栗君は、レスリングの後に「大丈夫?」と、よく心配してくれます。
そんな事も有りましたが、連日大盛況のうちに、29日無事千秋楽。
8月2日に大阪シアタードラマシティに乗り込み、3日大阪公演初日。
ドラマシティの舞台はコクーンより広いので、レスリングのシーンが少し楽になった。そのシーンの前に小栗君とロビーですれ違う時、それまではお互いに「お願いします」と言ってたのですが、拳と拳を合わせるようになった。気合が入ります。
何日目かに、レスリングの後に、客席を通って私が担ぎ出される時に拍手がきた。嬉しかった (^-^)
身体の調子も良くなってきて、レスリングのシーンも迫力が出てきたと思う。
12日、大阪公演も無事終了。
17日から19日が静岡公演。2千人入る大きい劇場で、通路をよく使うこの芝居ですから、皆でヒイヒイ言いました。
24日、最終の仙台公演。ここの劇場も通路が長いので、結構ハードでした。重い私を運んでくれる貴族役10人の皆さん、本当にご苦労様でした。そして有難うございました。
26日、大千秋楽。ついに来ました51公演目、蜷川さんも久し振りに登場して、開演30分前に客席に全員集合。最後の駄目だし?
と思ってたらハッピーバースディーソング。そうです、私の誕生日。照れながら舞台に上がってケーキのローソクを消す。
蜷川組では、稽古場でも誕生日の人が居ると、ケーキが出てお祝いをするのですが、私は初めての経験、それも舞台上で。
最後の芝居に気合が入りました。そしてラストのカーテンコール、サプライズで花火が舞台の上からキャストに。
暑い夏に爽やかな「お気に召すまま」無事終演。とても思いで深い芝居になりました。
初演の時にも思ったのですが、成宮君と小栗君に本当にピッタリの芝居だったと思います。
終演後楽屋から出ると、沢山の成宮君、小栗君のファン(他のキャストのファンも)が。前にも書いたが、中にはちゃんと、挨拶をしてくれる人も居る。もちろん、東京始め地方も。今回は「誕生日おめでとうございます」と言ってくれる人も居ました。
仙台駅でも、おめでとうと言ってくれる人達が居たり、有り難いことです。TAXIに載ってる時とホームで、HAPPYBIRTHDAYと書いた手のひらを見せてくれた方、有難うございました。とても嬉しかったです。
今回写真を撮れなかったので、3年前の写真を載せます。 m(_ _)m
さて、次の芝居は「カリギュラ」です。又、小栗君と一緒です。稽古は10月に入ってからで、又、その様子をお伝えします。
あっ、そういえば、小栗君に「ちゃんこ鍋でも食べに行こう」と言いながら未だでした。今度は是非、行かなければ・・・
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