 |
 |
| 片栗の花 写真提供:(F.伊藤) |
久々にしんどい想いをしました。
というのは、5月11日の日曜日でなんですが、友人のパソコン壁紙に片栗の花の素晴らしい写真があったのがキッカケで片栗の花を求めて、熊本県の泉村(五木)にある、京丈山というところへ、出かけたのであります。
当初、予定したコースが林道の崩壊で行けないことがわかり、泉村の山奥にある民宿「平家荘」というところに夜着いて、一泊。
この平家荘は中々のお勧め。囲炉裏で桜の乾木を燃やして、そこで焼くやまめは絶品。他に鹿のカルパッチョ、ニジマスのさしみ、猪の炭火焼き、山菜のてんぷら、手打ちそば、ヨモギのゼリーに葉わさびのアイスクリームのせ、なんてのもあり、囲炉裏端の雰囲気と焼酎にすっかり酔ってしまった。
お風呂は亭主自作の檜のお〜きな浴槽と床で、お〜きな窓からは渓流が見えるという贅沢さ。民宿もここまでいけばゆうことなし。
翌朝、元気よく、といっても頂上まで3時間かかるらしいと聞いて、実は京丈山は諦めて、もっと楽な雁俣山にしようかと思ったのだが、同宿していたワタクシより、もうちと年配のご夫婦が「ご一緒しましょう!」とノタマウので、止むを得ず、同行することになったのであります。
さて、その京丈山(確か1430mくらいの高さかな)だが、登山口には車が既に4台もある。やっぱり、こんな山奥まで登りに来る阿呆も居るったいねえ、と感心しながら、登りだしたのだが、最初は渓流(これは綺麗な流れであった)沿いの苔むした吊り橋などを渡りながら、まあまあの気分であったが、その後が大変。約1時間の沢沿いの終点に、先行した登山者がいて、挨拶がてらに、先の様子を聞くと「ここからが、結構登りですよ」との答えに、気を引き締めて行ったのだが、この山をトラバース(横断)する登りのきついこと!植林した杉林の見通しの悪い中、登山道はず〜〜〜と登りっぱなし。先行する人影が唯一の頼りの中、延々と1時間以上登る。
やっと稜線らしき所につき、ほっと一息。
だが、問題はここからでござる。稜線沿いに登ったり下ったり、またまた大木の下をくぐったり、跨いだりで、悪戦苦闘しながら、広葉樹の広々とした場所について、驚き!!そこには、山芍薬の群落があるではないか!!
でも、残念ながら片栗の花は小さいのを2輪見つけただけ。やはり、温暖化の例にもれずカタクリの花も早かったらしい。でもしゃくやけど、芍薬でもいいやの心境で達観した次第。山頂はそこからすぐで、この頃は楽勝気分。さて、問題はこれから。
山頂に着く前から、パラパラと雨音がしだした。でもまあ何とかなるやろうと、気楽に考えていた。というのは高い広葉樹の中なので、観天勃起(じゃなかった望気が正解)が効かないの。近くしか見えないので雨雲を予見できないのです。ところが、山頂に立つと同じ頃、またまたバラバラと降り始めよった。
昼飯のおにぎりも気になるが、とにかく降りようと思い下山開始。同行者は、山の花が気になるらしく、デジカメとカメラの二本建てで写真をパチリとやっているもんだから、下山の足は進まず、雨は益々本降り。一応、先に歩いて雨で滑りやすくなった道を注意しつつ歩いたが、なななんと、ずってんころりん。高級ズボンも真っ黒け! 更に、またまたずずず〜〜と滑りまくって、下半身泥だらけ。
しかし、神さまは別の恵みを与えたもうた。いつもは、坐骨神経痛の左足が、滑りこけたせいか、今日は痛くない。やっぱし、機械と一緒で、ボコッと蹴っ飛ばしたら直るのと一緒のようで、いささか納得。
結局、登りに2時間40分、下りは2時間弱であったが、ここ数年で最もハードな山行きとなった。
あ〜〜あ、ちかれたべ〜〜〜
でも、同行のおばちゃんは、帰りの車の途中、強欲さを発揮して、蕨をしっかりせしめていた。やっぱり、おなごは強い筈バイ!!
|